航空・宇宙、自動車、医療の各分野で、高強度・高品質なボルトや、精密加工部品を開発から一貫生産、販売。

航空・宇宙 研究・開発

たゆまぬ挑戦 航空・宇宙 高い総合技術力の基盤 オンリーワン製品の提供 新たな技術への挑戦

高い総合技術力の基盤

ロケットエンジンに使われるニッケル合金ベースの超耐熱合金ボルトや、はやぶさ2に採用されている小さくて超高精度なボルトなど、非常に技術レベルの高い製品をメイラは手掛けています。メイラにとって創業の原点である宇宙・航空機用ファスナーの歴史は長く、専門メーカーとして日本の宇宙・航空機産業の発展と共に歩んできました。ファスナーの製造において必要とされる要素技術は材料技術・塑性加工技術・熱処理技術・表面処理技術・非破壊検査技術と多岐にわたります。宇宙・航空機用ファスナーではその過酷な使用環境下故に他産業では要求されない広く深い技術レベルが必要とされ、それに応えうる製造技術力をメイラは蓄積しています。自動車産業にて培われたボルト使う上で必要とされるボルトの解析技術や締結技術も合わせ持っていることは大きな強みとなっています。これらの高い総合技術力で、宇宙・航空機産業におけるお客様の様々な要望にお応えしています。

オンリーワン製品の提供

メイラはファスナーにて培われてきた技術基盤に新たな要素技術を修得することにより、国内唯一のロッドメーカーとして活躍しています。航空機の構造用・操縦系統等において使用されるロッド部品は、用途によって多種多様な性能を求められています。その使用目的にあわせた強度・機能を満たす製品設計のご提案から製造まで一貫して対応することで、お客様の要望に完璧に応える逸品を世に送り出し続けています。この幅広い対応能力によって、活躍のフィールドは航空機のみにとどまらず、国際宇宙ステーション“きぼう”(JEM)の実験用ラックを固定する構造部材としても活躍しています。また、この“きぼう”に採用されている、本体を隕石や宇宙ゴミなどから守るために装着するバンパー固定用のボルトは宇宙飛行士の船外活動の際に宇宙服に傷を付けないような配慮と宇宙空間にボルトが浮遊しない構造やナットにまっすぐに装着される工夫がなされており、同じくオンリーワン製品の一つとなっています。
メイラは技術の誇りをかけたオンリーワン製品を数多く産み出しています。

新たな技術への挑戦

航空機産業の発展に伴い精密機械加工のニーズが飛躍的に高まる中、メイラの新たな要素技術としての確立を目指し、最新の切削解析技術を導入して機械加工の限界に挑戦しています。航空機で使用される材料は、軽量化を目的としたアルミ合金やチタン合金、耐食性を重視した析出硬化ステンレス、耐熱性に特化したインコネル・ワスパロイなど様々な特徴・性質を持っています。このため同じ機械加工と言えども、被削材により全く異なる加工技術が求められます。これら様々な材料をファスナーとして取り扱ってきた経験を礎とし、耐熱耐食鋼に代表される難削材を中心に精密加工技術の確立を最大の目標として現在取り組んでいます。この機械加工技術を軸とし、ファスナーにて培われた熱処理・表面処理・非破壊検査技術を活かした総合技術力によって、新たなメイラブランドとなる精密機械加工部品をお客様に提供することを目指しています。

研究開発トップへ戻る

お問い合わせ