これからは航空機の時代だと言われ始めた当時、悲しい航空機事故も少なからず発生し、粗悪なねじが原因の一つとなっていました。『若くて優秀なパイロットの命を救いたい』という当時の人々の熱い思いに応え、航空機用の『良質なねじをつくる』ために名古屋の地に名古屋螺子製作所として誕生いたしました。
戦後は日本のモータリゼーションの高まりとともに、自動車・一般産業用を中心に高品質・高強度のボルトを幅広く供給し、今日では海外にも複数の拠点を構えて事業を展開しています。
そして現在は第3の事業として、航空機業界で培ったチタンの加工技術と自動車業界で鍛えられた生産技術を活かし、日本人のための医療用インプラント製品を手掛けています。
人に対する熱い思いから生まれた品質に対する強いこだわりと、常に新しい技術に挑戦するチャレンジングスピリット、そしてそれらをベースにお客様の期待に応えようという姿勢は、メイラ創業以来の精神として脈々と受け継がれています。
1932年 6月 | (昭和7年) | 名古屋市に合名会社名古屋螺子製作所を設立。 |
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1936年 3月 | (昭和11年) | 株式会社に組織変更。 |
1937年11月 | (昭和12年) | 工作機械ならびに工具の製造開始。 |
1943年 8月 | (昭和18年) | 現岩倉市に岩倉工場を建設。 |
1946年 2月 | (昭和21年) | 旧航空機関係会社の生産再開に伴いボルトナット類を受注。 |
1949年 | (昭和24年) | 三菱自動車(当時三菱重工業名古屋製作所)様と取引開始。 |
1952年 | (昭和27年) | 三菱ウィリスジープ用部品受注。 |
1953年 | (昭和28年) | 本田技術研究所様(本田技研工業様前身)よりねじホブの注文を受ける。 |
1953年 3月 | (昭和28年) | 名古屋工場を閉鎖。主要設備を岩倉工場に集結。 |
1954年 | (昭和29年) | 三菱重工業(大幸工場)様よりプラットアンドホイットニーエンジン部品受注。 |
1954年 | (昭和29年) | 本田技研工業(浜松製作所)様と取引開始。 |
1955年10月 | (昭和30年) | JIS表示優良工場として名古屋通産局長より表彰を受ける。 |
1966年10月 | (昭和41年) | 工業標準化実施優良工場として工業技術院長より表彰を受ける。 |
1969年 5月 | (昭和44年) | 治工具、機械、設備部門を分離して、ダイヤ工機 株式会社を設立。 |
1978年 | (昭和53年) | 航空機用スエージロッドアセンブリ量産開始。 |
1984年 5月 | (昭和59年) | 愛知県小牧市本庄に自動車向け量産工場として小牧工場を建設。 |
1987年 5月 | (昭和62年) | 岐阜県関市に関工場を建設。岩倉工場を全面移転。 |
1989年 7月 | (平成元年) | 米国イリノイ州にROCKNEL FASTENER, INC. を設立。 |
1995年10月 | (平成7年) | タイ ラヨン県にTHAI MEIRA CO., LTD.を設立。 |
1995年11月 | (平成7年) | メディカル事業部にてスクリュー販売開始。 |
1998年 2月 | (平成10年) | 輌機事業部 ISO9001認証取得。 |
1998年12月 | (平成10年) | 航機事業部 ISO9001認証取得。 |
2000年 7月 | (平成12年) | メイラ株式会社に社名変更。 |
2002年 2月 | (平成14年) | 関工場 ISO14001認証取得。 |
2004年12月 | (平成16年) | 航機事業部 JISQ9100認証取得。 |
2005年 2月 | (平成17年) | 関工場に隣接し関第二工場を建設。 |
2005年 6月 | (平成17年) | メディカル事業部ISO13485認証取得。 |
2006年 2月 | (平成18年) | 輌機事業部 ISO/TS16949認証取得。 |
2008年 4月 | (平成20年) | 関テクノハイランドに関第三工場を建設。 |
2015年 9月 | (平成27年) | インドネシア西ジャワ州カラワン県にPT. MEIRA MANUFACTURING INDONESIAを設立。 |
2016年 4月 | (平成28年) | 関テクノハイランドに関第四工場を建設。 |